「桃太郎」その7 「イヌは鬼のおしりにかみつき、サルは鬼のせなかをひっかき、…」

2012年6月22日

「イヌは鬼のおしりにかみつき、サルは鬼のせなかをひっかき、キジはくちばしで鬼の目をつつきました。そして桃太郎も、刀をふり回して大あばれです。とうとう鬼の親分が、『まいったぁ、まいったぁ。こうさんだ、助けてくれぇ』と、手をついてあやまりました。」

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「桃太郎」の7回目。オニさんたちとの戦いです。それにしてもオニさんたち、イヌ、サル、キジと子どもに負けちゃうんですから、弱いですねえ。英語です。

 

The dog is biting the buttocks of the ogres, the monkey scratching the backs, the pheasant pecking at the eyes, and Momotaro attacking the ogres with his sword. At last, the boss of the ogres apologized placing both hands on the ground. “We are beaten. We give in! Please help us!”

最初のたたかいの部分には過去形ではなく現在進行形を使っています。こんなふうに物語を語るときには過去のことであっても現在形を使うほうがイキイキとした感じが出るものです。まさに目の前で起こっているという感覚です。これは英文法ではnarrative present tense(あるいはhistorical present tense)と呼ばれています。日本語でも、お話として語るときには「さあ、いぬはオニのおしりをかじります。サルは…」というように「~た」ではなく「~る」を使います。同じことですね。

「まいった、降参だ」=We are beaten. We give in!(またはWe surrender.)

 

<今日の出題>

「桃太郎とイヌとサルとキジは、鬼から取り上げた宝物をくるまにつんで、元気よく家に帰りました。おじいさんとおばあさんは、桃太郎の無事な姿を見て大喜びです。そして三人は、宝物のおかげでしあわせにくらしましたとさ。」

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