「舌切り雀」その1 「むかし、むかし、あるところに・・・」

2012年6月24日

「むかし、むかし、あるところに、やさしいおじいさんと意地悪なおばあさんが住んでいました。おじいさんは雀が大好きで我が子のように可愛がっていました。一方、おばあさんは雀が大嫌いです。」

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今日からは「舌きり雀」のお話です。雀の舌をちょん切ってしまうという残酷なお話ですが、本来のストーリーはもっと残酷だったようです。それにしてもお伽噺はどれも残酷なものですね。さて英語です。今回もシンプルにします。

 

Once upon a time there lived a kind old man and a spiteful old woman. The old man was liked sparrows very much and loved them. On the contrary, the old woman disliked sparrows very much.

 

Once upon a timeは「むかしむかし」の定番表現。

「好き」はlike、「嫌い」はdislikeにしました。「好き」についてはlikeのかわりにbe fond of、「嫌い」についてはdislikeのかわりにhateを使ってもよいでしょう。

likeとbe fond ofの違いについては日本語のサイトにも英語のサイトにも実に様々なことが書いてあります。ようするに、私たち日本人にとってはあまり気にすることのない程度の差しかないと思ってよいでしょう。こうした些細なことにとらわれるとソンです。

dislikeとhateの2つはかなりイメージが違います。dislikeは客観的なイメージ、hateは主観的・感情的なイメージです。I hate you.は強烈なセリフですが、逆にいえば人間性を感じます。嫌いと好きは紙一重ですから。一方、I dislike you.にはそうした感情の動きがありません。私としては、I hate you.よりもI dislike you.といわれるほうがダメージが大きい気がします。

 

<今日の出題>

「ある日のことです。おばあさんが庭で洗濯をしていると、雀が飛んできて洗濯のりを食べてしまいました。おばあさんはたいそう怒って雀を捕まえると、舌をちょん切ってしまいました。雀は山の方に飛んで帰りました。」

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