成瀬由紀夫コラム ことのは道中記

「考える人」

2010年4月23日

先日、英語教室立ち上げのための打ち合わせのあと、パートナーであるFさんが、こんな雑誌があるんですけれど、といって紹介してくれたのが「考える人」(新潮社)であった。Fさんの大学の恩師であり、私も20代に大きな影響を受けた聖書学者、田川建三のロングインタビューがその巻頭を飾っていた。そのほか、吉本隆明、内田樹、池澤夏樹、橋本治、福岡伸一、茂木健一郎、椎名誠、西江雅之、村上陽一郎などの文章が掲載されている。

こんな雑誌があるのか! それにすっと気づかなかったのか。それでいて少し前のエッセイに「いまの多くの編集者は人を見抜く目がない」などとぬけぬけと書いていたのか。まさに無知とうぬぼれの極地である。穴があったら入りたい。

とにかく(自分の愚かさと無知蒙昧さを棚にあげつつ)まだこの雑誌を知らない人に申し上げる。この雑誌はじつに素晴らしい。ぜひ購読されるべきである。

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