成瀬由紀夫コラム ことのは道中記

ダイエット

2010年12月24日

12月も押し詰まってきた。個人的に振り返ってみると今年もいくつか大きな出来事があった。そのひとつがダイエットである。5月から6月にかけて91キロだった体重を一気に73キロに絞り込んだ。2ヶ月で18キロの減量である。

短期間に15~20キロほど減量するというダイエットは柔道をやっていた頃にはじめたもので、これまでに数度おこなってきている。ここ数年は強度のウェイトトレーニングに取り組んでいたために筋肉がつきすぎて体重がどんどんと増えてしまった。その結果、筋力はプロレスラー並みになったが、一方で健康に支障をきたしかねない状況に陥っていた。そこでトレーニング内容を筋トレから有酸素運動に切り替え、同時に食事の量や内容を大きく変更して、もとの体重である73キロ前後にまで戻した。これまでの経験からいってこの程度の体重がもっとも動きやすい。これ以下にすると逆に動きづらくなる。

急激なダイエットはよくないという意見もあるが、人それぞれだろう。私の場合には落とすときには一気に落としてしまい、それを維持するという方法が向いているようだ。やるときには徹底的にやるというのが私にはあっている。

現在は体調も戻り、快調である。問題は衣服で、これまでのものがすべて着れなくなってしまった。買い替えでお金がかかるのは仕方がないとしても、いままで着ていたものがもったいない気がする。どうにかしたいものだ。

さてこんなことを書く気になったのは、今日(2010.12.24)の「あらたにす」サイトの「新聞案内人」のコーナーで東大教授の伊藤元重が180%に及ぶ日本の財政赤字の削減を強く論じているからである。経済は生き物であり、180%の財政赤字というのは日本経済がいつ糖尿病や心筋梗塞になってもおかしくないレベルである。そして一度糖尿病や心筋梗塞にかかってしまうとその後の生活がたいへんに厳しくなることはご承知のとおりだ。

ところが生活習慣病の最大の問題点は、それを警告する痛みが具体的に出てこないことである。そのため発病に至るまで悪い習慣を変えないケースが非常に多い。いまの日本はまさにその典型である。このままいくと日本は間違いなく糖尿病や心筋梗塞になる。

ではどうするかだが、経済や行政をダイエットするしかない。やり方はいろいろ考えられるが、私のような「やるときは一気にやる」という手も選択肢のひとつではないか。成果が見えやすいというメリットがあり、思っているほど苦しいものでない。いずれにしろ糖尿病や心筋梗塞になってからでは、もう遅い。逆にいえば、ここでダイエットをしておけば健康体に戻れるはずだ。

Categories: ことのは道中記 雑感