日英翻訳1日1題 「ああ 誰にも故郷がある 故郷がある」

2011年9月26日

五木ひろしの「ふるさと」のサビの部分です。ところで五木ひろしって、私が若い頃から、ちっとも変っていません。あの人だけ時間がとまっているのかな。

さて英語です。

We all have a country home.

今日のポイントは、なんといっても「ふるさと」です。英語では、なんというでしょうか。辞書をひくと、home town, birth place, old village, native placeなどと出てきますが、ここでは、グレッグ・アーウィンさんが童謡「故郷」の英訳で使っているcountry homeという表現を使いました。アーウィンさんは、日本の童謡を100曲以上も英訳されています。この「故郷」の訳では、「忘れがたき故郷」の部分を

I hear it calling me, my country home

と訳されていますが、いい訳だと思います。

「ふるさと」という日本語には、たんに「生まれた場所」というだけではない、心情的な思いが含まれていますね。じつはhomeという英語も同じです。通常、英語では心情の細やかな表現をあまりしないのですが、このhomeだけは別格。homeとは、なつかしさやいとおしさといった心情がふんだんに込められた一語です。

ジョン・デンバーという歌手にCountry Roadという曲がありますが、その一節に次のようなものがあります。

Country road, take me home to the place I belong
(田舎道よ、私をふるさとへ、私の属すべき場所へ、連れて行っておくれ)

ふるさととは、homeであり、the place I belongなのです。

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