「あいまいで不透明な問題などというものはない。あいまいで不透明と考えるのであれば、それを個々の課題に落とし込み、課題ごとの方策を考えていくことが肝要。」

2012年5月15日

元国連難民高等弁務官、元国際協力機構(JICA)理事長の緒方貞子さんの言葉です。緒方さんは日本を代表する国際人。その真骨頂は卓越した実務家であること。彼女が関わった組織は、すべてが確固たる実績を挙げています。もしも彼女がビジネスに携わっていたとしたら、きわめて優秀な経営者になっていたことでしょう。この言葉は、そうした緒方さんの現実主義的な側面をよく表したものです。

さて英語です。

There is no issue that is vague and unclear. If you regard an issue as such, you should break it down to tangible ones and find practical measures to solve them.

tangible=触れて触ることのできる、実体的な、明白な
measures=(複数形で)手段、処置、方法


<今日の出題>
「上からの保護というのは“統治”の考え方。下からの能力の強化というのは“自治”の考え方。“統治”と“自治”が一体化して、はじめてグッド・ガバナンスになる」

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