「そういや食品科の先輩に味覚を褒められたことがあります。なんでですかね?遺伝かなにか?」「いやー、そりゃアレだべ。君らが子供の頃から親がちゃんとしたもの食べさせてくれたんだべ。」

2012年6月1日

『銀の匙』の第7弾です。主人公の八軒とアキのおじいちゃんとの会話です。知り合いの女性が学習塾の講師をしていたときに子供たちが夕飯をコンビニで買ってきて食べているのをみて、ずいぶん悲しく思ったそうです。日本人の味覚もこれからどんどん鈍感になって米国人並みになっていくのでしょうか。

英語です。

 

“I remember that one of my seniors in the food course praised my good sense of taste. Why? Is it the heredity?”

“Well, It’s not. It’s because your parents prepared you decent foods since you are childhood.”

 

「食べさせてくれる」にはfeed youも使えます。feedは基本的に動物がエサをやるときに使う単語ですが、人間にも使えます。辞書には「〈人・動物に〉食物[えさ]を与える」とあります。

それにしても「食事をする」と「エサを食う」が同じとは。赤ちゃんにお乳をあげるのはfeed a babyといいます。とすると、お母さんが赤ちゃんにお乳をあげるとき「さあ、エサの時間ですよ」などという感覚なのかなあ。日本人としてはナットクできん。

 

<今日の出題>

「苦労して苦い思いをして手に入れた金だ。そうそう馬鹿な事に遣おうとは思わんべ。馬鹿はろくでもないものに金を遣う。賢い奴は自分の成長のために遣う。」

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