「メダカの学校は川の中 そっとのぞいてみてごらん みんなでおゆうぎしているよ」

2011年10月9日

「めだかの学校」(作詞 茶木滋 作曲 中田喜直)の出だしです。1951(昭和26)年に発表されました。ところでメダカが絶滅危惧種に指定されていることを知っていますか? 環境の悪化や農業の変化などでメダカの遺伝的な多様性が失われつつあるのだそうです。現代社会のひずみがメダカにまで影響を与えているわけです。メダカの学校ならぬ人間の学校で考えないといけないですね。

さて英語です。ネットで調べたところ、この歌詞はA Tiddlers Schoolという英語の詩の翻訳だという説があります(アンサイクロペディア「めだかの学校」)。この説が100%信用できるかどうかわかりませんが、歌詞の整合性からして、かなりの信ぴょう性はあります。もとの英語は次のとおりです。

A tiddlers school is in the river
Look it gently not to make them scared
See how they’re playing all together

1行目のriverと3行目togetherが脚韻を踏んでいます。

tiddlerは口語で「ちびっこ、小魚」の意味。not to make them scaredは「彼らをこわがらせないように」。seeは自然と目にはいってくること。「みる」よりも「みえる」のイメージです。いっぽうlookは自分からみること。もっとしっかりとみるならwatchを使います。

Look itは、Look at itの間違いではありません。lookは他動詞としても使えます。たとえば以下のような使い方もあります。

She looked her thanks.(彼女は自分の感謝を気持ちを目で示した)
The policeman looked him into silence.(警官は彼をじろりと見て黙らせた)

lookのような基本単語は幅広い使い方ができます。Look atしか覚えないのは損ですね。

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