「一日一日が何ごともなく過ぎていくのが、とっても寂しいんです。 どこか心の隅で、何かを待っているんです。ずるいんです。」

2011年11月12日

今日から映画の名せりふシリーズです。最初は小津安二郎の「東京物語」、映画のラストで原節子が笠智衆に向かっていう一言。すでにドナルド・リチーなどの名訳がありますが、ここでは私なりにやってみました。

I feel very lonely seeing each day passing for nothing.
Somewhere in my mind, I’m waiting for something.
I am dishonest.

passing for nothingは「無駄にすぎていく」、Somewhere in my mindは「心のどこかで」

I’m waitingとI am dishonestのI’mとI amのちがいは、I amのほうが断定の意味合いがあること。I’m dishonest よりもI am dishonestのほうがきっぱり言い切る感が出ています。

dishonestのdis-は否定、反意、分離の意味を示す接頭辞。dissatisfy(満足させない、不満を抱かせる)、disable(できなくさせる)、distrust(不信用)、disjoin(引き離す)などなど、とてもよく使われます。

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