「勝つ事ばかり知りて負くる事を知らざれば 害その身に至る。」

2012年4月27日

徳川家康のセリフの続きです。

もちろん勝つことはとても大切ですね。ただ負けたことのない人間は、どうしても傲慢で他人の気持ちがわからなくなりがちです。一度負けるとそれだけでぽっきり折れてしまうケースもよくあります。人間って難しいです。

英語です。これまでと同じサイトの訳です。

英語です。これまでと同じサイトの訳です。

If thou only knows what it is to conquer, and knowest not what it is to be defeated; woe unto thee, it will fare ill with thee.

きわめて古めかしい文体ですね。なんだか500年ほど前に戻った気分…。

Thou knowestはyou knowの古形です。Thouはyouです。knowestの-estは古期英語(5, 6世紀~12世紀)から中期英語(12世紀~16世紀)における二人称単数を表す動詞の格変化語尾です(他にsayest,goestなど)。

ちなみに古英語の時代(日本でいえば奈良時代が鎌倉初期まで)には、英語とドイツ語はほぼ同じと考えてよいでしょう。英語が英語らしくなるのは、中期英語の時代に入ってからです。

上の訳文を現代英語にすると、以下のとおりです。

If you only know what it is to conquer and don’t know what it is to be defeated, it will be harmful to you.


<今日の出題>
「己を責めて人を責むるな。及ばざるは過ぎたるより優れり。」

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