「成せば成る 成さねば成らぬ 何事も 成らぬは 人の成さぬなりけり」

2012年4月22日

今日から、日本の名文句を英語にしていきます。最初は誰もが知る名文句「成せば成る・・・」です。これは江戸時代屈指の名君、上杉鷹山が子息に教訓としてあたえたものです。

鷹山は破産寸前だった米沢藩に外部から招かれ、緊縮財財政と産業復興を図りながら再生を果たしました。この言葉は、鷹山の基本的な考え方を凝縮させたものといえます。こんな名君、いまの日本にぜひ欲しい!

さて英語です。まず既訳をご紹介します。http://www.ok312.com/j2e/index.htm

Do and it will be done; don’t do and it will not be done: if something is not done, that is because no one did it.

中国語もみつけました。http://www.ok312.com/j2e/index.htm
为之则事成,不为则事存;若事尚存,乃因无人为之。

「成せば成る」のような「~なら~である」はif節を使って訳したくなるところですが、実際にはif節よりもSVOまたは「命令形, and」のかたちのほうがぴったりです。

この「成せば成る」も、if you will do it, you can do it.ではなく上記のDo and it will be done.あるいはWhat will be done shall be done.などのほうがしっくりきます。「~ならば」とSVOのSとはとても相性がよいのです。SVOを使ったものをご紹介します。

What will be done shall be done. What will not done shall not be done. What was not done is what would not be done.

shallは話者の意思とは無関係に将来に間違いなく生じることを意味する助動詞です。一方mustは話者の意思によって将来に間違いなく生じることを意味します。

<今日の出題>
「人の一生は、重き荷を負うて遠き道をゆくがごとし 急ぐべからず」

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