「業なかばで倒れてもよい。そのときは目標の方角にむかい、その姿勢で倒れよ。」

2011年9月10日

司馬遼太郎の『坂の上の雲』のなかで坂本竜馬がいう文句です。英語は以下のとおりにしました。

You might fall halfway through your mission. But if you should, fall forward in its direction.

you might fallのmightがふくむ意味は「まだ実際には倒れてはいないけれど、ひょっとすると倒れる可能性がある」。mayよりも可能性の弱いニュアンスです。halfway throughは「道を半分ほど行き終えたところで」、your missionは「あなたの使命」(天または神から与えられもの)。

if you shouldは「万一、ひょっとして・・・」の意味。youの意志とは無関係にそれが今後起こる可能性が低いことを表します。if you would にすると、youの意思が入ってきます。ここではおかしいですね。in its directionは「その(つまり使命の)方向に」。

この言葉、表現としてはちょっと大仰すぎるかなあ、などとも思いますが、こういう気持ちは、やっぱり大切ですね。

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