<日英翻訳1日1題>「水戸黄門」その2

2012年7月22日

「水戸黄門」その2

このテレビドラマのストーリーは完全にステレオタイプです。まず黄門一行が旅の途中で事件の被害者と出会い、その被害者を悪代官や悪徳商人などの悪人たちから救おうと活動します。当初は身分を隠しているのですが、最後に徳川家の印籠を示すことによって自分たちが日本の支配者であることを明らかにします。すると悪人たちが観念して悪事を認め、事件はハッピーエンドとなります。

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水戸黄門の2です。ここまで説明すれば「水戸黄門」を全く知らない外国人でもかなり理解できるのではないかと思います。

 

All stories of Mito Komon on TV program were perfectly stereotyped. First, the party of Mito Komon comes across a man or woman suffering from an evil wicked local administrator and a dishonest merchant. Keeping his noble status secret, Mito Komon saves the sufferer with tactful strategies. On the last scene, one of his subordinate, showing the villains the Inro, samurai’s pill box, marked with Tokugawa’s emblem, declares that Mito Komon is the real ruler of Japan. All the villains, knowing the fact, are terrified and admit their wrong doings. Everything ends very happily.

 

<今日の出題>

「水戸黄門」その3

水戸黄門の物語は2つの思想が下支えをしています。ひとつは、地方政権下(藩)で発生した社会的問題を中央政権(徳川幕府)が是正できるというもの、もうひとつは、最終的に最高権力機構が一般庶民を救ってくれるというものです。もちろんどちらの思想も単なる幻想にすぎませんが、現代の日本人はその幻想さえ抱くことができなくなりました。

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