「私、前は何も考えなくても飛べたの。でも、今は分からなくなっちゃった。」

2011年12月19日

今日から「魔女の宅急便」のセリフシリーズです。まず主人公キキのセリフ。このセリフ、私が思うに以前のキキは「何も考えなくても」飛べたのではなく「何も考えないから」飛べたのです。ところが人間とはやっかいな生き物で、いろいろ考えはじめるとできたこともできなくなってしまいがち。うーむ、困ったものだ・・・

さて英語です。

Before, I could fly without any effort.
But now, I don’ know what to do for flying.

「飛べた(飛ぶことができた)」の「できた」にはcouldを使うのが最も適切です。一方、I was able to fly というようにbe able toのかたちを使うのは奇妙です。

というのは、canというのは一般的な「できる」能力を示している表現であり、いっぽうbe able toというのは個別の出来事を行うことの「できる」ことを示している表現だからです。

たとえば
「あの女性は(以前から)ピアノを弾けた」=The lady could play the piano. 
「あの女性は今回の会議に出席することができた」=The lady was able to attend the meeting.

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