【1日1題】古事記 第6題

2012年1月17日

「私たちにはもともと娘が8人いましたが、毎年決まった時期に八俣(やまた)の大蛇(おろち)がやってきては、一人ずつ食べられてしまい、今はこの「くしなだ姫」しか残っていません。」

<解説>
「古事記」シリーズ第六弾です。(昨日の出題で「毎年」のかわりに「毎日」としてしまいした。ごめんなさい。)

 

Originally we had eight daughters, but Yamata-no-Orochi, or “big snake with many heads and many tails”, came every year in the same period, and ate our daughters one by one. Now, we have only her, Kushinada-hime.

 
「八俣の大蛇」の「八」は、たんに八つという意味ではなく、「八百屋」「八百八丁」「八百万の神」などと同じく、数がとても多いという意味です。そこで、ここではmany heads and many tailsとしました。

一般には「八俣の大蛇」とは支流をたくさん持つ川のことであり、「娘」とは水田のことであると解釈されています。毎年その川が氾濫して水田がだめになっているのを、土木技術者であるスサノオノミコトがやってきて治水に成功した、というわけです。でもまあ、神話のことですから、本当のところはわかりませんね。

one by oneは「ひとりずつ」

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