「立派な木だなあ。きっと、ずーっとずーっと昔から、ここに立っていたんだね。 昔々は、木と人は仲よしだったんだよ。」

2011年12月29日

今日からは「となりのトトロ」のセリフシリーズです。

おとうさんが目の前にある大きな木をみながら、メイとさつきにむかっていう言葉です。昔々、縄文時代のころ、私たちは森と共生していました。ところが弥生時代になると、稲作や鉄づくりのために森林を伐採しはじめます。人間が森を「支配」しはじめるのです。トトロは森の精ですから、そのころから、私たちにはトトロがみえなくなりました。

さて英語です。

“What a fine tree!
It has been here for ages.
Long, long time ago, trees and men were good friends. ”

It has been here for a long time.を直訳すると「ずっと長いあいだここにあって今もここにある」という意味。英語の特徴である現在完了形がいきていますね。for ages のかわりにfor a long timeに使うのもOK。

ただしfor agesのかわりにsince a long time agoを使うのは文法的にはおかしいとされています。for…が時の「期間」を示すのに対して、since…は時の「一点」を示すものですから、a long timeという期間を表す表現と一緒に使うのはおかしいという理屈です。

しかし実際にはsince a long time agoという表現は英語ネイティブのあいだでも普通に使われています。このレベルの「文法」なんてそんなもの。あまり過剰反応しないほうがいいでしょう。

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