「魔法って、呪文を唱えるんじゃないんだ」 「うん 血で飛ぶんだって」 「魔女の血か… そういうの好きよ」

2011年12月25日

「魔女の宅急便」シリーズの第七弾です。

魔法って遺伝だったんですね。とすると、そのDNAのない人には魔法は絶対に使えない。たとえどんなに努力をしても、です。

つまり生まれもった才能が最後にはものをいうのです。その冷徹な事実をウルスラは「そういうの好きよ」といいます。懸命に努力を重ねているウルスラがこういうからこそ「好き」という言葉に強い説得力が生まれるのです。

さて英語です。

“You don’t make a spell when you use magic.”
“No. I was told that a witch flies by blood.”
“A witch lies by blood…well, I like it.”

この場合、日本語の「うん」にあたるものが、英語ではYesでなくNoになります。

日本語の「はい」は「あなたの意見に賛成です」「あなたのいうことをちゃんときいています」というサインです。一方、英語のYes, Noは事実の可否を示すサインです。ここでは「唱えるのではない」という否定の事実を表すのでNoになります。日本語は人間中心の言語、英語は事実中心の言語といえるでしょう。

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