日英翻訳1日1題 「忘れてしまいたいことや どうしようもない寂しさに 包まれたときに男は 酒を飲むのでしょう」

2011年9月28日

河島英五の「酒と泪と男と女」の出だしです。若い頃にカラオケでよく歌いました。サビの部分の「飲んで 飲んで 飲まれて 飲んで」という表現が印象的です。昨日ご説明した自己の無力感を表現する「~られる」の使い方ですね。みなさん、くれぐれも酒には飲まれないようにしましょう!(私は、よくあります…)

さて英語です。

A man drinks deep when he really wants to forget something or feels hopelessly alone.

英語にするとただ情けないだけの男にみえますが、この哀感がまたそれなりによろしいのでは。

「酒を飲む」は、ここではdrink deep(hard, heavily)がよいでしょう。「どうしようもない寂しさ」はfeel hopelessly aloneにしました。hopelessというのは、かなり強烈な感情イメージを持つ語です。世の東西を問わず、誰の心にもグサリときます。オリビア・ニュートン・ジョンの歌に“Hopelessly Devoted to You”というものがあります。直訳は「望みもないのに、あなたに尽くさずにいられない」。邦題は「愛すれど哀し」。まさに演歌の世界です。

Categories: 新着情報 日英翻訳1日1題