竹取物語5 「娘が立派に大きくなったので・・・」

2012年3月25日

「娘が立派に大きくなったので、朝廷の祭祀を行う人に名をつけてもらった。
その名は「なよ竹のかぐや姫」である。名をつけたとき、人を集めて
詩歌や舞など色々な遊びを催し、3日間、盛大な祝宴をした。」
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「竹取物語」5です。

As the girl grew up well, the father asked a top official in charge of religious ceremonies in the Imperial Palace to give her a name. The given name was Nayotake-no-Kaguya-hime, literally meaning “glistening princess of supple bamboo”. To commemorate it, the father held a grand banquet for three days, inviting many people and giving poetry contests and dancing performances.

なぜ「朝廷の祭祀を行う人」(神祇官)に名前をつけてもらったのかというと、神祇官という役職は、竹取物語の時代背景である奈良時代の律令制において、太政官とともに当時の官僚機構のトップに位置するからです。要するに、とっても偉い人に名をつけてもらって、晴れて社会の上流階級にお仲間入りしたということ。盛大なお披露目パーティを催したのも頷けますね。

「なよ竹のかぐや姫」という名前の由来ですが、「なよ竹」はしなやかな竹という意味で、「かぐや」は揺れて光ることを「かがよう」というところからきているようです。


<今日の出題>
「世間の男は、貴賤を問わず、皆どうにかしてかぐや姫と結婚したいと思った。
その姿を覗き見ようと翁の家の周りをうろつく公達は後を絶たなかった。」

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