竹取物語6 「世間の男は、貴賤を問わず、皆どうにかして・・・」

2012年3月26日

「世間の男は、貴賤を問わず、皆どうにかしてかぐや姫と結婚したいと思った。
その姿を覗き見ようと翁の家の周りをうろつく公達は後を絶たなかった。」
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「竹取物語」6です。
All young men in the Court, regardless of their ranks, were eager to marry Kaguyahime. They always walked around the mansion of the old man and tried to taka a peep at her.


「世間」といいますが、ここでの世間とは宮中(the Court)のことでしょう。誰もが金持ちで美人のかぐや姫との結婚(といっても当時は通い婚ですが)を望んだわけです。いわゆる「逆玉」狙いですね。まったく、男ってやつは!

「~したい」はwant to…でよいのですが「なんとしてもしたい」という熱烈さを示すときにはbe eager to…のほうがよいでしょう。

「うろつく」はwalk aroundにしました。類語としてはwander (ぶらぶら歩く)、ramble (コースや目的を定めず歩き回る)、roam (自由気ままに広い地域を歩き回る)などがあります。

「~をのぞきみする」はtaka a peep at…。ちなみにPeeping Tomは覗き魔(出歯亀)。


<今日の出題>
「そのうちに志のない者は来なくなった。最後まで諦めずに夜昼となく通ってきたのは5人の公達だった。石作皇子、車持皇子、右大臣阿倍御主人、大納言大伴御行、中納言石上麻呂である。」

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